レシピ通りに作ったのに料理を失敗してしまう人は、「レシピを疑えっ!」:日常

日常
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この写真のようなレシピを見て、レシピ通りに作ったのに、失敗してしまった方も多いのではないでしょうか?

あっ!わかります。
焦げてしまったり、生焼けだったり。味がイマイチだったり。。。

やはり。
今人気の歌手Adoさんもホットケーキ焦がして失敗したと言ってました。
そんな方はまず、そのレシピを疑いましょうっ!

ちょ、ちょっと、何を問題発言しているんですか!?

確かに、レシピは正しい事が書いてあるし、レシピ通りに作れれば、美味しい物が出来上がるはずです。

当たり前じゃないですか。何言いだすのかと思いましたよ。。。

でも、そのレシピ通りにってのが意外と難しいんですよ。
今回は、そこを説明していきます。

レシピを疑えっ!

レシピを公開されている方達は、プロの方や長年家庭で料理をされていた方だと思います。

なので、お料理始めたばかりの人にとってのレシピは、全く疑う必要もなく、

「その通りに作れば必ず出来る物」なんです。

しかし、レシピ通りにと言うのが、実は初めての方には難しい。

材料と作り方を見て、こんな味になるんだなと想像出来るようなレベルの方は、おそらく作れます。

それは、レシピを書いた方と同等レベルのお料理の知識や技術を持っているからです。

なので、レシピ通りに作ると言うのは、決して間違いではありません。

しかし、初めての方こそ、レシピ考案者の意図は自分が本当に出来る料理なのか?その味わいは本当に好みの味わいなのか?など、

レシピを疑う必要があるんです。

そうしなければ、私達のような一般人にとっては、料理の技術のブレが大きいので、失敗につながってしまう。

つまり、
自分で思っているほど、レシピ通りに作れていないんですってことですか?

そうなんです。
そこを認識しないと失敗は続きます。。。
でも、それはなぜなんでしょうか??

使っている物が人それぞれ違う

なぜなら、

料理をするのに使っている物がみんな違うからです!

例えば、

  • 調味料
  • フライパンなどの調理器具
  • コンロなどの器具
  • 火加減
  • 焼き方 

などなど。挙げればキリがないかもです(笑)

例えば、調味料だと、

醤油や味噌を使えって、レシピに書いてあるとしますよね。

どんな醤油や味噌使います?

どんな?って、普通は、家で使っている醤油や味噌を使うよ。

とお返事返ってきますよね。

レシピ書いている人も自分の家や店で使っている自分のお気に入りの物を使っているでしょう。

でも、その味噌や醤油って、みんな塩分濃度や風味や旨味って一緒じゃないはずなんです。

次に、良く料理で使うフライパンは、どんなの使ってますか?

テフロン加工のフライパン?最近流行りの鉄のフライパン?

例えば、「3分焼いてください」ってレシピに書いてあったとしても、熱伝導率の違いがあるこの二つのフライパンでは、同じ3分でも、

焼け方も実は違うのです。

さらにに細かいですが、火加減です。

中火で焼いてくださいって言われたら、どうします?

知らなかった頃の私は、普通にコンロのつまみをメモリの真ん中ぐらいにしてました。。。

これってコンロ毎にこのつまみの位置による火加減は異なるのだそうです。

なので、レシピよりも火が弱かったり強かったりするわけです。

はっ!
これが、レシピ通りにやったのに、生焼けだったり、焦げてしまったりの原因ですか!?

原因の一つかもしれませんね~。

レシピ通りって、実は意外と難しいですね。。。

いくつか例を挙げてみましたが、自分が思っている「レシピ通り」が、本当にレシピ通りかを、自分の環境に照らし合わせて調整していかないと、本当の「レシピ通り」にはならないのです。

レシピは、羅針盤

じゃあ、数多く載っているレシピってなんなの??

って疑問が出てくるかと思います。

私は、レシピ自体は、「こんな感じの料理を作るって言う方向性を示してくれる羅針盤のようなもの」って理解です。

この料理は、この素材を使うのね。

味わいの方向性は、醤油ベースで、酢を入れるところがポイントなのねとかです。

何をどう混ぜたら、あの味になるのかわからないってのがあり、そう言う味の方向性を知ることが出来るので、レシピはすごく役立ちます。

しかし、たまに見かけるのが、レシピ通りに作ったのに「味が濃かったです」とか「物足りなかったです」とかの意見です。

これは、羅針盤の使い方を間違えてしまっていると思います。

例えば、東京生まれのお母さんと、京都生まれのお母さんで、同じ名前の料理を作ったとして、同じ味わいになるでしょうか?

東京生まれのお母さんが作ったレシピを、レシピ通りに作った京都のお母さんは、その味わいをどう思うでしょう?

「なんか味が濃いな~」ではないでしょうか?

逆に京都のお母さんのレシピを東京のお母さんが作った場合もは、

「なんか味が物足りないな~」ってなる可能があります。

つまり、育ってきた環境が違うから、味覚も人それぞれです。

例えば、友達が絶賛して連れて行ってくれたレストランが、なんか塩分強すぎて思ったほど美味しくないなとか、

紹介してもらったケーキ屋さんの生クリームが甘すぎて好みじゃなかったな。。。

って思ったことありませんか?

それも、これもみんなの味覚が違うからです。

味覚の基本は、家庭の料理がベースとなるかと思っています。

なので、それぞれの人が美味しいと感じる味は違うのです。

言い方が悪いかもしれませんが、

レシピサイトでは、基本的な作り方があって、それをレシピ作成者が美味しいと思う味わいに工夫されて紹介しているだけなんです。

確かに、料理を勉強された人であれば、こう言う味わいが人間が好きな味わいだと言う「料理の方程式」を知っているかもしれません。

それは、一流のプロだけの話です。

一般人としては、レシピの方向性を理解しながら、自分が美味しいと思う味わいに調整していく事が重要だと思います。

これらが、私が言っている「レシピを疑えっ!」と言う事です。

決してレシピが悪いと言うわけではなく、本当に美味しい物を作りたいのであれば、

自分の環境・味覚に合わせるために、本当にこのレシピで作れるのかを考えましょう!って事です。

あっ、だから「本日のパパめしっ!」で紹介しているレシピには、「ここで味見してください」って良く書いているんですね。

良い所に気づきましたね。
だって、皆様の好みの味わいはそれぞれ違うはずなんですよ。

私は、甘めの味わいが好きですね~。

だから、私が紹介するのは、私が美味しいと思う味わいであるので、完全にレシピ通りにして頂く前に味見をしてもらって調整して頂きたいのです。
そうすると、自分の好みの味わい近づくと思うんですよ。

でも、何をどの位いれたらいいのかなんて、わからないからレシピ見てるわけで。。。

ま、どの調味料も入れ過ぎたりしなければ、調整は可能だと思いますよ!
なので、調整はちょっとずつ試してみてください。

でも、入れ過ぎちゃったら。。。

致命的なミスをしたらそれもまた経験です(笑)
失敗するから、どんどん上手くなっていくんですよ!

料理にも「失敗の成功は母」は当てはまる

最初から、料理が上手く作れる人はいないし、失敗しながら美味しい物が作れていくわけです。

一昨年、取り組んでいたスイーツ作りのチャレンジでは、ロールケーキやスコーンで何度も何度も失敗を重ねて、ようやく人に出しても良いかなってレベルの物になりました。

今では、子供達が喜んでくれる一品です。

なので、一度の失敗であきらめないで欲しい!!

なんか、辛かったなと思えば、次の時は塩の量や醤油の量を調整する。

など色々と改善していくと良いのです。

その改善をスマホにメモしていれば、履歴もわかるしもっと良いですね!

そうしていくと、だいたいこんなもんだなって目分量的な感覚が出来てくると思います。

私も料理を作る時は、基本目分量で、味見しながら調整です。

それが、自分が美味しいと思う自分の味わいになるわけです。

もし、人に食べさせて、何か違うようであれば、また改善していけば良いだけの事です。

料理も、「失敗は成功の母」です。
失敗を恐れずに、次に活かしていきましょう!

「あきめたら、そこで試合終了だよ。。。」ですね。
がんばりますっ!!

もし料理を習うのであれば、作る過程の素材の状態を覚えよう!

家族・彼氏・彼女に美味しい物を作ってあげたいと思い、

もし、お金を出してでも料理を習うのであれば、私なら

作る過程での素材の状態を覚える事に注力します。

やって良いのであれば、写真・動画におさめます。

これぐらいのトロみになったら、このぐらいの焼き色になったら、ってなかなか文章では表せないし、現場でしかわからないのです。

例えば、メレンゲにツノが立つまでってレシピに書いてあっても、後でレシピだけ見て、え~っとどの位だっけ?ってなると思います。

つまり、注意していないと絶対に覚えていません(笑)

最初に頂けるレシピの紙に、この素材を使え、この順番で入れろなどは書いてあります。

言ってしまえば、書いてある説明を必死に聞く必要は全く無いのです(笑)

重要なのは、

  • 素材がどんな状態になったか?
  • なぜ、その状態にするのか?

です。

それがわかれば、その習った料理だけでなく、他の料理にも応用は効くし、失敗も少なくなると思います。

せっかくお金出してまでして習うのならば、なぜ自分がこの手順の作業をしていて、どう言う状態になったら成功なのかをきっちりと理解すべきです。

でなければ、完全に時間のムダですし、もし教えてくれないのであれば、お金を返してもらいましょう!(笑)

と言うか、今、料理を習うのであれば、YouTubeのレシピ動画がすごくオススメかも。

一時期スイーツを色々と作るのにはまりましたが、細かい分量よりも、この状態になるまで混ぜろなどの視覚的情報が、失敗した時に、すごく役に立ちました。それで、ロールケーキは得意になりました!

ロールケーキ美味しそうですねっ!

失敗を重ねて、こう言うのも作れるようになるわけですよ。
最初は膨らまなかったり、生地にヒビが入ったり。。。

今日の復習をすると、
レシピサイトを見て料理を成功させるには、
自分の環境・味覚に合わせるために、本当にこのレシピで作れるのかレシピを疑えって事ですね。

おっ!良く覚えてましたね(笑)
自分の好みの味わいがわからないと言う方は、レシピ通りの分量で作ってみて、自分の好みの味わいであれば、まずは、その方のレシピをいっぱい真似してみれば良いと思います!

最後まで、読んで頂きありがとうございました!

皆様のお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。

本日のパパめしっ!でした。

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