簡単!失敗例から学んで作る【絶品】ミートソースのレシピ

お料理(パパめしっ!)
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◆手作りでミートソースを作るのは失敗しそうと思っている人。

ミートソースをいっぱいかけて食べたいのですけど、レトルト1つじゃ家族分には足りないんですよね。

だいたい市販の物1つで1~2人分ですものね~。

そうなんですよ。
しかも、もっとお肉がいっぱいのミートソースにあこがれていて。。。

じゃあ、自分で作ってしまうのどうですか?

でも、自分で一から作るのは失敗しそうだし大変そう。。。

そんな事ないですよ!
基本ミートソースは、ただ刻んで・焼いて・煮込むだけです(笑)

しかも、ミートソースは、パスタだけでなくて色々な料理にも応用出来るので、一度作ってしまうと便利ですよ。

今回は、失敗例を学びながら、ミートソースを一緒に作ってみましょうっ!!

【本記事の内容】
1.ミートソースの失敗例と対策をまとめてみました。
2.失敗例から学びながら、初心者さんでも出来るミートソースのレシピ
3.ミートソースのパスタ以外の使い方は?

パパ歴10年以上、1500店以上のお店を食べ歩いた私が、家族に喜んでもらえる料理をほぼ毎日作っています。

そんな私が、ミートソースの作り方を紹介していきます。

ミートソースは、母の作ってくれる料理で大好きだった一品で、元々は母に習った料理でした。

それを、私なりにアレンジしていったレシピになります。

これが今では、家族に人気のメニューになっており、1月に1回ぐらいは作ってます(笑)

さて、ミートソースを失敗したと言う方は、どんな失敗をされているのでしょうか?

その失敗例を見ていきましょう。

ミートソースの失敗例と対策をまとめてみました。

私の中では、材料刻んで、炒めて、煮込むと言う単純なお料理ですが、ネットを見ていると、次のような失敗ポイントがあるようです。

-失敗例-
①しょっぱい【味付け】
②脂っぽい【焼き方】
③パサパサ【焼き方】
④焦げる【煮込み】
⑤酸っぱい【煮込み】

一つ一つ見ていきましょう。

しょっぱい【味付け】

・何が原因なのか?

出来上がったミートソースを食べてみたら、なんかしょっぱい。。。

もしかすると、煮込む前に味つけしていたりしてませんか?

ミートソースを作る時は、煮込んでいって水分を無くしていきます。

そうすると、水分がある時にはちょうど良かった塩加減ですが、水分が無くなるとその分、味が濃くなってしまうのです。

ドライフルーツなどが、そのまま生で食べるよりも味わいが凝縮されて濃いのと同じですね!

・では、どうしたら良いのか?
煮詰めた後で、最後に塩加減を調整しましょう!

つまり、煮詰まった状態になったら、味見をしながら、塩などの調味料を少しずつ入れて、自分のお好みの塩加減にすれば良いのです。

脂っぽい【焼き方】

・何が原因なのか?
ミートソースが出来上がったら、脂がたくさん浮いてる。

もしくは、冷えたら脂がたくさん固まっていたってことないでしょうか?

ある程度だと良いのですが、脂ギトギトだと気になりますよね。

これは、使うひき肉から出てくる脂で、主には豚肉の脂です。

その脂が、溶けだしているわけです。

・では、どうしたら良いのか?
ひき肉を炒めた時に出る脂をある程度捨ててやりましょう!

フライパンを上手に傾けて、そのまま捨てても良いですし、キッチンペーパーなどで吸い取ってください。

ただし、脂はけっこうな量が出るので直接流しに捨てるのはオススメしません!

これ、途中で脂が固まってしまうと流しが詰まる原因になるんです。

恐ろしいですね。。。

環境にも良くありませんので、ボウルなどにとっておいて、冷えて脂が固まったら、直接ゴミとして捨てましょう。

もちろん、脂が食べれない訳ではないので、脂っぽさが気にならなければそのままでもOK!

パサパサ【煮込み】

・何が原因なのか?
せっかくミートソースが出来上がったのに、なんかパサパサでそぼろみたいになってしまった。。。

そんな事ありませんか?

これは、煮詰めすぎが原因かと思います。

焦げていないなら、長時間弱火で煮込んでいたのかもしれませんね。

もしくは、火が強すぎて水分が無くなり過ぎた可能性があります。

・では、どうしたら良いのか?
ミートソースの水分量をこまめに確認しましょう!

ミートソースは、パサパサだと美味しくないので、ある程度の水分があった方が良いです。

パスタにも絡み難いですしね。

焦げずにパサパサになるほど水分が無くなるのであれば、弱火で長時間煮込まれたと思います。

煮込む時の火加減は、強くても弱くても良いのですが、煮込んでいるミートソースを放っておかないで、ちゃんとソースの水分量をこまめに確認するのが一番です。

レシピの何分煮込んでとかありますが、あれはあくまで目安だと思っています。

信じられるのは、あたなの目・鼻・口だけです!

もしパサパサになったのなら、トマトジュースなどを少量ずつ入れて煮込み直せば大丈夫です。

トマトジュースがすぐ無いのであれば、ただの水でもOKです。

私は、ミートソースはある程度煮詰めて作っているので、再度温める時は、そのままフライパンで火にかけると、温まる前に焦げてしまいます!

なので、焦げ防止に少量の水を差して混ぜながら火にかけてます。

また水が無くなるぐらい煮詰めれば、焦げずに温まるし、全然味にも問題ないから大丈夫ですよ。

焦げる【煮込み】

・何が原因なのか?
レシピ通りに煮込んでいたら、急に焦げ出してしまった!!

これは、火加減が強いのが原因です。

つまり、レシピ推奨の火加減より強くて、レシピ通りの時間をそのまま煮込んでしまったからです。

・では、どうしたら良いのか?
ミートソースの水分量をこまめに確認しましょう!

基本的には煮詰めて旨味を出すので、ビシャビシャだと美味しくないです。

ミートソースを強火で煮込む事自体は問題ないです。

しかし、その煮詰める際は、レシピの推奨時間ピッタリを信じ切るのでなく、こまめに水分量を確認する必要あります。

木ベラなどで、底が見えるようにかき分けてやると、まだ水分があるかないかは確認できます。

最初の水分量が多い時は強火でも良いですが、水分量が少なくなってからの強火は危険です。

なので、水分量が少なくなってきたら、火加減も調整してください。

じゃないと、失敗談のように一気に焦げます!

焦げてしまうと、その部分は苦味になるので、その部分は捨てるしかないです。。。

酸っぱい【煮込み】

・何が原因なのか?

レシピ通りに作ったけど、トマトの酸味が強すぎて、酸っぱい。。。

なんて事ありませんか?

トマトの酸味成分は、基本はクエン酸です。

この酸味は加熱する事で緩和されますが、このクエン酸の成分が残ったままなのだと思われます。

・では、どうしたら良いのか?
ホールトマト缶を使って、甘みのある野菜を一緒に使いましょう!

トマト缶なんて全部一緒でしょう?

とお思いの方、実は違うのです。

私も、カットするかそのままかと思っていたのですが、缶をよく見ると、

使っているトマトの形が違うっ!

ホールは長細いトマトでサンマルツァーノで、カットは、スーパーで良く見るような丸いトマトを使ってます。

では、2つの缶で何が違うの?と言うのをまとめてみました。


ホールは、熟したトマトを使うのでブヨブヨなトマトで旨味や甘みがあるので、パスタソースなど煮込みに合います。

逆にカットトマトは、カット出来るように若いトマトなので、酸味が若干強い。

果肉感もあるので、スープの仕上げだとかに合います。

なので、ミートソースには、潰すのが少々面倒臭いですが、ホールトマトを使ってます。

トマトの酸味の元であるクエン酸が熱で分解される温度は、なんと175℃。

けっこう温度高めが必要です。

なので、酸味が残った場合と言うのは、じっくり弱火でコトコト煮込んでしまい、この温度に達していない可能性があります。

煮込む最初は、強火でグツグツ煮て、温度を高めるのが良いです。

水分が少なくなった時の焦げには注意ですが、このやり方で、うちの子供でも普通に食べれるし、ミートソースを作って酸っぱいと言う事を経験したことがありません。

それでもまだ酸っぱく感じられるのであれば、一度トマト缶を別フライパンで加熱してやってから酸味を飛ばし、それを使って煮込めば良いでしょう。

また、一緒にたっぷりタマネギ・ニンジンなどの野菜を入れて、甘みを出したりするのも良いです。

失敗例から学びながら、初心者さんでも出来るミートソースのレシピ

それでは、失敗から色々と学んだので、実際にミートソースを作っていきましょう!

-作り方-

材料

合い挽き肉:500g
たまねぎ中:2個
人参:1本
にんにく:2かけら
ホールトマト缶:1つ
赤ワイン:1回し
ローリエ:1、2枚
塩:適量
胡椒:適量
醤油、ソース:お好みで
オリーブオイル:適量(炒め用)

野菜を刻む

材料を準備して、たまねぎ、ニンジン、ニンニクは、ひたすらみじん切りにします。


野菜を炒める。

オリーブオイルで、みじん切りにしたタマネギ、ニンジンを中火で炒めます。お好みでセロリなどの香味野菜入れて頂いても良いです。

タマネギの甘みが出るように、タマネギが透明になって少し茶色になる位が目安です。

焦げ過ぎないように気を付けてください。


別のフライパンでひき肉を炒める。

温めてないフライパンにオリーブオイルを入れ、みじん切りしたニンニクを入れてから弱火にかけます。

オリーブオイルにニンニクの香りを付けるイメージです。

ニンニクの良い匂いがしてきたら、ひき肉を入れてフライパン一杯に広げてください。


ここで、強火にして、ひき肉の表面に焦げ目をつけます。

メイラード反応で旨味を出す方法です。

木べらなどでひき肉をひっくり返し、表側も焦げ目をつけていきましょう。

※ひっくり返す時は油のはねなどによる火傷にはご注意下さい。

この時、ひき肉が崩れたら崩れても問題ありません。

合い挽きは、豚肉の割合が多いので、脂がけっこう出ます。

なので、この時に余分な脂はキッチンペーパーに含むなどして捨ててください。

焼けた野菜にひき肉を入れて、トマト缶、赤ワイン、ロリーエを入れる。


ひき肉の表面がこんがり焼けたら、焼きあがった野菜のフライパンに入れます。

ホールのトマト缶を入れて、トマトの塊を木べらなどでつぶします。

カットトマト缶でも問題ないですが、旨味が強いホール缶が私は好みです。

で、トマト缶に少しトマトピューレが残ってしまうので、缶の半分ぐらい水を入れて缶をゆすいで、その水をフライパンに入れてしまいます。

さらに赤ワイン(安いので大丈夫です)をフライパン一回し位入れます。

赤ワインは、無くても問題はないですが、コク出るのでオススメです。

※しっかり煮込んでいくので、アルコール成分も飛びます。

そして、ローリエを1~2枚入れてください。

ローリエは、肉料理の臭み消しに使うものですが、なくても問題は無いです。

水分が無くなるまで煮込む

後は、水分を無くしていくのと酸味を弱くするために強火で煮込んでいってください。

強火でグツグツ煮ると、けっこうトマトソースが跳ねるので、蓋をしておいた方が良いかもです。

たまに残りの水分量を確認しながら木べら等で混ぜてください。

水分が無くなると、ミートソースが焦げだしますので注意です!

なので、水分が少なくなってきたら、火を弱めていって大丈夫です。

仕上がりの目安は、木べらでフライパンのなべ底をかき分けた時に、水分がジワっと両サイドから出て来なくなるぐらいです。

味付けをする。

火を止めて味付けをします。

基本は、塩で味を決めます。

塩の量は、使っている材料やトマト缶などで色々と味わいが違うかと思いますので、少しずつ入れてかき混ぜてから味見して調整して下さい。

この時、ミートソースは非常に熱いかと思いますので、味見は気を付けてください。

塩味が決まったら、胡椒を振ります。

さらに私は、 味に奥行きを出すために、隠し味でソースと醤油を少々入れてます。

ローリエを入れていたらここで取り出して下さい。

これで、ミートソースの出来上がりです!

ミートソースのパスタ以外の使い方は?

ミートソースは、お料理にとっては万能選手な素材です。

色々なお料理にアレンジ出来るので、一度にいっぱい作って保存すると便利です。

ミートソースを使ったアレンジ料理が気になる方は、こちらもご覧ください。

ミートソースを使ったアレンジ料理が気になる方は、こちらをどうぞ!

本日のパパめしっ!

本日のパパめしっ!は、こんな感じです。

市販のソースとはちょっと違う、お肉たっぷりのミートソースです。

自家製なのでミートソースをケチる必要も無く、茹でたてパスタにたっぷりかけて食べましょう!

お肉の旨味、トマトや野菜の旨味がギュッと詰まっていて、本当に美味しいですよ。

うちの家族はみんな、このミートソースが好きです。

それに、上のリンク先の記事にも書いたように、色々な料理へのアレンジも出来るので、重宝しますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

最後まで、読んで頂きありがとうございました!

皆様の、なに食べようかのお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。

本日のパパめしっ!でした。

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