◆お家でお店の窯焼きのようなピザが作れないとお困りの方
せっかく、お家でピザ作ってみたのですけど、ソースが乾燥してしまって、あの出来立てのジューシーさがでないんですよね。。。
もしかして、オーブンとか使って焼きました?
はいっ!ピザって、オーブンで焼くもんじゃないのですか?
冷凍食品のピザは、オーブン用に作られていたりしますが、手作りのでしたら、オーブンだと火力が弱いかもです。。。
でも、一番高い250℃に設定してやったのですが。
お店のピザ窯って、400℃以上なんですよ!なので、瞬間的に生地が焼けるので、トマトソースがフレッシュでジューシーに仕上がるんです。
温度が低くて生地を焼くのに時間かかるから、ソースのジューシーさが無くなってしまったのですね。お家では出来ないのか。。。
大丈夫です!
ご家庭にある魚を焼くあのグリルを使えば、お店の窯焼き風のピザが作れますよ!
グリルとオーブンの特徴を勉強しながら、今日は、ご家庭でも出来る本格的ピザを作っていきましょう!
【本記事の内容】
1.グリルとオーブンの違いについて
2.お家でも出来る本格ピザの作り方
グリルとオーブンの違いについて
オーブンだと、熱くなるのに時間かかるし、そこまで温度上がらないので、生地に焼き目は付く頃には、せっかくのトマトソースの水分が飛んじゃってパサパサ。
なんか残念って経験ありませんか?
あのお店の窯焼きピザのようなジューシーなトマトソースの味わいは、作れないのか??
グリルとオーブンって、どちらも焼くための器具ってぐらいのイメージですよね?
魚焼くかケーキ焼くかの違いですか?(笑)
それって、何が違うのか意外と意識はしていないですよね?
そんなグリルとオーブンの違いをまとめてみました。
オーブンについて
上記の表の通り、オーブンは、庫内の温度をゆっくり上げて、一定の温度に保ちます。
一般的なオーブンは、最高到達温度は250℃程度とこんがり一気に焼くのにはちょっと低めです。
なので、大きな肉の塊だったりケーキなどに、ゆっくり熱を加えて食材の中心まで火を通していくわけです。
グリルについて
一方、グリルは、ガスなどの直火で一気に温度が上げる事が出来ます。
短時間で300℃以上に到達するので、素早く焼き上げるのには圧倒的に有利です。
なので、肉や魚の素材を一気に焼き上げる事が出来るのが特徴なのです。
野菜にオイルを軽く塗って塩してグリルで焼くだけで、驚くほど美味しいですよっ!
なので、お店のピザ窯とまでは言いませんが、トマトソースが乾燥しない短時間で、ピザの生地を素早く焼き上げるられるのは、
グリルなんです。
そして、そんなグリルが日本のご家庭には、だいたい魚焼きグリルとしてキッチンにあるわけで、これを使わない手はないって事です!
では、グリルを使って、お家で作れる手作りピザを作っていきましょう!
お家でも出来る本格ピザの作り方
お家でピザを作る時は、生地とトマトソースを作る所からです。
あとは、お好きな具材を上に並べて焼けばOKですよ。
材料
【ピザ生地】
強力粉:175g
薄力粉:150g
水:150g
イースト:3g
塩:5g
オリーブオイル:適量
【トマトソース】
トマト缶(ホール):1つ
タマネギ:中1/4個
ニンニク:1片
塩:2.5g
オリーブオイル:25g
ローリエ:1枚
お好みのトッピング材料
生地の材料を用意する。
粉は、それぞれザル等でふるっておきましょう。
粉類は、イーストと全て一緒に混ぜておいて大丈夫です。
生地の材料を混ぜる。
粉類に、生地の水、塩、オリーブオイルを全て混ぜます。
オリーブオイルは無くても大丈夫です。
入れると香りや生地が柔らかくなります。
水分が完全に粉類にいきわたり、捏ねられる程度になるまで混ぜてください。
生地を捏ねる
15~20分くらい、生地の表面が滑らかになるまで捏ねます。
生地を発酵させる
半分に切って、つなぎ目が無いようにきれいに丸めたら、タッパーに入れて完全に蓋をしてから発酵させます。
発酵すると生地が膨らむので生地より少し大きなタッパーの方が良いです。
イースト菌も生き物なので、温度や量の加減によって発酵の度合いは違いますし、温かい方が早く発酵はします。
生地が倍ぐらいの大きさになるのが目安です。
一定の温度で毎度同じ感じの時間で発酵させたいのであれば、冷蔵庫などに入れて一晩発酵させると、だいたい倍ぐらいの大きさになります。
いい感じに発酵しました。
基本のトマトソースの材料を用意する。
生地を発酵している間に、トマトソースを作りましょう。
たまねぎ、にんにくをみじん切りにする。
オリーブオイルにニンニクの香りをつける
火をかけていない鍋に分量のオリーブオイルを入れてニンニクを入れます。
最初は、中火~強火でも良いですが、オイルがグツグツ沸いてきたら弱火にしてください。
タマネギを入れる
にんにくの端がきつね色になってきて、にんにくの香りがしてきたら、タマネギをいれます。
ここで、分量外の塩もひとつまみほど入れて一緒に炒める事で、タマネギの甘みや旨味を引き出してくれます。
トマト缶を入れる。
トマト缶を入れて、中火で10分ほど煮込んでいきます。
10分ほどしたら、分量の塩とローリエを1枚入れて、さらに10分ほど煮込みます。
煮込んでいると、鍋肌にトマトソースがついたりしますが、それをこそげ取りながら煮込んでください。
ここにも旨味がしっかり入っているので、重要です。
煮込み終わったら、粗熱を取って容器で保存してください。
ピザ生地の土台を作る。
ピザのサイズぐらいのクッキングシートを用意し、その上に強力粉を出しておきます。
発酵した生地の上にも粉を良くまぶしてくっつかないようにします。
生地をある程度平べったくしたら、生地の端っこを持って横に引っ張り広げたら、生地を90度ぐらい回して、また横に広げてを繰り返して生地を広げていき、グリルに入るサイズにしていきます。
生地自体を90度回さなくても、下に敷いたクッキングシート毎回せばOKです。
回転を調節しながら伸ばしていく事で、丸いピザ生地に成形できます。
イメージは、中央が少しくぼんでいて、外側に土手が出来ているよく見るナポリピザの感じです。
お好みの具材を乗せてピザを作る。
あとは、お好みの具材を乗せて焼けば出来上がりです。
たとえば、マルゲリータだったら、トマトソース、モッツァレラチーズ、生バジルを用意します。
成形したピザ生地の中央に、先ほど作ったトマトソースをお好み量乗せます。
そして、切ったモッツァレラチーズ、バジルを綺麗に並べたら準備出来上がりです。
七輪に使うような少し細かい目の網や鉄系のフライパンなどをグリルに乗せて、その上にピザを乗せて焼いていきます。
そのままのグリルの網だと、ピザ生地の重さで、形が変形してしまうかもなので注意です。
各ご家庭のグリルの火力にもよるので、何分とは言えないのですが、グリルの強火で一気に焼いていきましょう。
ピザの表面を良く見ながら、チーズが溶けて、生地がこんがりしてきたら出来上がりです。
どの位で、焼けるのかを計っておけば、次に焼く時の目安になりますよ!
本日のパパめしっ!
今日作ったピザは、
- マルゲリータ
- ガパオピザ
- 照り焼きチキンマヨ
- クアトロフォルマッジ
マルゲリータ
さて、最初のマルゲリータは、トマトソース作って、モッツァレラチーズとバジルを添えたシンプルなピザ。
生地もこんがり焼けており、なかなか美味しそうじゃないですか?
うちでも人気のピザです。
トマトソースとチーズのとろけ合い具合とジューシーさが残り、お家でもあのお店っぽいピザが出来てしまいます!
トマトソースが出来たてフレッシュなのでさらに美味しいですね。
ガパオピザ
2枚目は、ガパオピザと言うたぶん私のオリジナル(笑)ひき肉が残っていたので、ガパオライスの上の所を作って、パクチーを乗せてみました。
これ、チーズとの相性も良いし、美味しいですよ。パクチー好きな人にオススメ。
あ、後乗せで目玉焼き乗せれば良かったかも!
照り焼きチキンマヨネーズ
3枚目は、照り焼きチキンマヨネーズ。
子供大好きな照り焼きチキンにマヨネーズとチーズ。
シンプルな素材のピザですが、やはり美味しいですね。照り焼きは正義。
クワトロフォルマッジ
最後は、家族が好きなクワトロフォルマッジ。
ゴルゴンゾーラのドルチェ、ミモレット、モッツァレラにとろけるチーズの4種類でした。
ゴルゴンゾーラは、甘めのドルチェなので、子供も食べれるし、ハチミツとの相性はやはり抜群ですね。チーズいっぱいなのは、やはり美味しいです。
グリル焼きの欠点としては、火の当たる表面は良く焼けるのですが、生地の底がカリカリになってくれない所です。
カリカリタイプが好きな方には少し物足りないかも。
しかし、お家のグリルが良いグリルだと上からも下からも加熱されるらしいので、この点は問題ないかもですね。
ですが、生地がふんわりパンのようになっているので、これでも美味しいです!
ぜひお試しを。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
皆様のなにを食べようかのお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。
本日のパパめしっ!でした。
パパめしです。
アラフィフのサラリーマンパパです。詳細プロフィールはこちら。
食べるのが大好きで、食べ歩いたお店は1500軒以上。
食べるの好きが高じて、10年以上、家族へのゴハンをほぼ毎日作り続けています。
何食べようかお悩みの方に少しでもお助けになればと思い、私が日々食べている物やレシピを中心に紹介していきます。
コメント