ムネ肉で柔らかジューシーから揚げを作ろう!絶品ムネ肉のから揚げの作り方

お料理(パパめしっ!)
記事内に広告が含まれています。

◆出来立て美味しいムネ肉のから揚げをお家でいっぱい食べたい人

あぁ~、なんか無性に、から揚げ食べたくなってきました。

「今夜はから揚げっ!」と聞くとテンションだいぶあがりますよね~。

そうなんですよ~。もう、兄弟でも取り合いになったり(笑)
一人で山のような、いっぱいのから揚げを食べたいです!

だったら、安いムネ肉を使ったらいかがですか?同じ値段でも、倍ぐらいの量食べれますよ!

えっ!ムネ肉だと固くないですか??

大丈夫ですっ!
先日見たTVに出てたから揚げ専門店の「鶏笑」さんの一番人気はムネ肉のから揚げで、これがとっても美味しそうだったのですよ。

ま、お店のは美味しいでしょうね。。。

その番組では、詳しいレシピは紹介してくれてなかったのですが、今回は、その作り方の再現にチャレンジしたら美味しく出来たので、その作り方をご紹介します!

パパ歴10年以上、1500店以上のお店を食べ歩いた私が、家族に喜んでもらえる料理をほぼ毎日作っています。

ウチの子供達もから揚げは大好きです。私も、ビールを頂きながら食べるから揚げ大好きです!

たくさん食べるのでムネ肉で作った所、いつもよりも固いと苦情がきました(笑)

やはり、モモ肉の方がや若くて美味しいのでしょう。


そんな時、若鳥焼きのお店、大井町の「もばら」さんに行った時に、名物のから揚げを食べた時に衝撃を受けます。

もばらさんのから揚げ

もばらさんのから揚げはムネ肉。

しかも一つのポーションが本当に大きいんです。

う~ん、これは固いかもな~なんて思いながら食べた瞬間、

なんだ、このジューシーさ!なんだ、この柔らかさは!!

そう、ムネ肉でも美味しいから揚げは作れてしまうと言う事に、この時気づいたのです。そしてお店にあるホッピーと一緒に食べるこのムネ肉のから揚げが美味しくて。

そこから、後述する揚げ方の工夫、衣の工夫で美味しさアップする方法はわかってきたのですが、今回、最後のピースである漬けダレの方法が揃ったのです!


先日TV番組の「Backstage」で「鶏笑」さんと言うから揚げ専門店が特集されていました。

その番組では、店舗の選び方や新しい店の教育などを見せてくれたのですが、から揚げなどの作り方や切り方をTVで見せてくれたんです。

これは、詳しい漬けダレの作り方までは表示されていませんでしたが、なんとなくこんな感じかな?とやってみた所、旨いムネ肉のから揚げが出来たので、その秘訣と作り方を紹介していきます!

本日のご飯にお悩みなら、「ムネ肉のから揚げ」はいかがですか?
誰でも、最初は初心者です。
ちょっと時間作って、一緒に学んで、美味しいご飯を愛する人に食べさせてあげましょうっ!

【本記事の内容】
1.美味しいムネ肉のから揚げのポイント5点
2.えっ!ムネ肉で柔らかジューシー。絶品ムネ肉のから揚げの作り方

美味しいムネ肉のから揚げのポイント5点

それでは、美味しいムネ肉のから揚げのポイントを学んでいきましょう!

ポイントは、以下の5点です。

大胆に大きく四角にカット
②漬けダレに秘密ありっ
③タレに漬けて100回揉み込みっ
④48時間以上タレに漬けむ
⑤余熱を使って中まで火を通す

では、一つずつ解説していきます。

①大胆に大きく四角にカット

大井町のもばらさんでも、この鶏笑さんでもそうなのですが、ムネ肉のカットは四角の立方体に近く、そして大きい。

大きくカットした方がジューシーですし、やはり食べ応えあります。

そして、なんと言ってもから揚げがデカいと、テンションも上がりまくりなんですよね。

では切り方です。

赤点線のところを切っていきます。

ムネ肉を写真の赤点線の方向に切ってやると、ムネ肉の横の部分と平行になります。

なので、あとは垂直に切っていけば、四角の立方体になっていきます。

だいたい、7つぐらいにカットできます。

②漬けダレに秘密あり

唐揚げと言ったら、なんと言っても下味の漬けダレ。

やはり、ここは重要なので説明長いです。。。

番組では、どういった分量かまでは教えて下さいませんでしたが、鶏笑さんの漬けダレのヒントは言ってくれてました。

中津の唐揚げの有名店の漬けダレを使っているそうです。

【鶏笑さんの漬けダレに入っている物のヒント
醤油ベース
にんにく少なめ
生姜多め
野菜や果物のエキス
無添加ハーブ

これだけのヒントではわかりませんね。。。

お店の人が、あえて言わない所に美味しさのヒントありそうです。

TV画面から見る所で私が気づいたのが、次の4点。

推測point1:漬けダレには、何か「赤い粒」が浮いてる。

実際、鶏笑さんの唐揚げは食べた事ないのですが、中津系の唐揚げを食べた時に辛味を若干感じたのを思い出しました。

つまり、赤い物の正体は唐辛子では無いか?と推測。

推測point2:漬けダレの表面に何か「てかり」

最初は、鳥の脂かな?とも思ったのですが、下処理の時に丁寧に脂身は取っていたんです。

しかもムネ肉なので、おそらく鳥由来ではなく、漬けダレに油を足している。

ならば、ただの食用油ではなくて、香りも良いごま油なのでは?と推測です。

推測point3:「果物のエキス」

肉質を柔らかくするのは、やはりリンゴ、タマネギあたりがオーソドックスか。

塊が見られなかったので、おそらくすりおろし。

なので、甘みもあるリンゴでは?と推測です。

推測point4:「無添加ハーブ」

こ、これはTVからのヒントでは、全くつかめず。。。

ハーブか。。。なんだろうな?

TVの映像からは、推測しようがありませんでした。。。

美味しさに何か足りないと感じたら何か入れてみます!(笑)

【決定】パパめしっ!のから揚げの漬けダレ

醤油ベース
にんにく少なめ
生姜多め
すりおろしたリンゴ
唐辛子(子供いるので今回は入れない)
ごま油

を使っていきます。


③タレに漬けて100回揉み込み

漬けダレに肉を入れたら終わりじゃないです(笑)

鶏笑さんでは、袋に漬けダレと肉を入れて、これを袋が破れない様に、

100回もみ込みます!

この作業は、やった事がなかったので驚きでした。

けっこう、重労働。。。(笑)

味が染み渡りそうですね。

④48時間以上タレに漬けむ

さっ、しっかり揉み込んだし、揚げましょうか!と言う気分ですが、まだ揚げられないのです(笑)

揚げるのが、漬け込んでから

なんと48時間後なんです!

ここまで漬け込まないと、お肉がパサパサになってしまうそうです。。。

もう、許してください。そんなんだったらお店で買うよ!

って方も出てきそうですが、もうちょっと我慢してください。

これで、モモ肉に負けない柔らかジューシーのから揚げになるんです。

そう、アツアツ揚げたてのから揚げを食べるのを想像してください!(笑)

もうちょっとですっ!

⑤余熱を使って中まで火を通す

さらに、お肉が大きいと火が通るか心配だし、火を通したら今度は固くなるのでは?。。。と言う方もいらっしゃるかも。

そう、中まで火を入れるのに、高温の油の中にずっと入れておくとムネ肉は固くなってしまうのは、あるあるです。

しかし、時間が短いと生焼けなんて事に。。。

「じゃあ、どうすりゃ良いの??」って悲鳴が聞こえてきそうです(笑)

大丈夫ですっ!

1度揚げた後に、油から揚げてやり、油を切りながら、お肉を休めてやります。

そうすると、余熱で火が通っていくわけです!

余熱であれば、余計な熱がかからないので、お肉も固くならないし、ジューシーで柔らかい状態になります。

これ、お店のから揚げみたいになるので本当に凄い技術です。しかも、電気フライヤーで揚げると温度管理の必要が無いので、温度が低くて生焼けとか温度が高くて焦げたと言う失敗がほとんどなくなるので、本当に便利です。


ムネ肉で柔らかジューシー。絶品ムネ肉のから揚げの作り方

さきほどのポイントを抑えながら、ムネ肉で柔らかジューシーな絶品ムネ肉のから揚げを作っていきましょう!

材料

ムネ肉:2枚
【漬けダレ】
醤油:大さじ2
料理酒:大さじ1
しょうが:10g(すりおろし)
にんにく:5g(すりおろし)
りんご:1/4個(すりおろし)
ごま油:小さじ1
一味唐辛子:お好み

①ムネ肉をカットする。

余分な脂身は、から揚げになった時の食感がわるいので、取っておきます。

カットは、写真の赤線のように、ムネ肉の長い方に平行になるように切ってやります。

そして、切った面にたいして垂直になるようにカットしていけば、だいたい同じような大きさの四角の立方体になります。

サイズが一緒だと、だいたい揚げる時間が一緒になるので良いです。

そして、余計な水分(ドリップ)を出してやるために、ムネ肉一枚に対して一つまみの塩をふってやり、もみ込んでおきましょう。

②漬けダレを用意する。

漬けダレの材料を全て混ぜ合わせます。

しょうが、にんにく、りんごはすりおろした時の量が、上記の材料の量になります。

あくまで、目安の量なので、お好みの味わいに調整してもらっても大丈夫です。

リンゴをすりおろすのが面倒であれば、リンゴジュースなんかでも良いかと思います。私は、青森のねぷたリンゴジュースとか好きですし、ちょうど飲み切りサイズなので使ってます。


③漬けダレにムネ肉を入れてもみ込む。

ムネ肉から水分が出ているので、キッチンペーパーなどでふき取ります。

そして、ムネ肉の量よりも、少し大きめのジップロックを用意し、中に入れましょう。

もみ込んだので袋がシワシワ(笑)

お肉を全部入れたら、その中に漬けダレを全て入れます。

ジップロックのチャックをしっかりと閉めて、中の余分な空気も抜きましょう。

さ、こっから筋トレ(笑)

位置を変えながら、お肉に漬けダレをもみ込んでいきましょう。

チャックが開かないように注意です。この時、袋の中に大きく空気が残っていると開き易いかもです。

◆【知っていると役立つ】袋内を真空にする方法

普通のお家には、真空機なんてないでしょうから、お家で出来るやつを紹介しておきます。

①ストローで空気を吸う

もう人力で吸う(笑)

チャックを閉じながら、ある程度は手で空気を抜いていって、最後はストローをすき間から刺して、袋内の空気を吸いだします。

今回のような液体が入っている場合は、液体を吸ってしまう可能性があるので注意です(笑)

②水の水圧を使う。

大きな鍋やボウルがあれば、そこに水をためて、その中に袋を付けていきます。

チャックは開けておいて、チャック位置ギリギリまで水の中に沈めていくと、水圧によって袋内の空気が押されて抜けていきます。

チャック位置ギリギリまで沈めて空気が抜けきったら、チャックを閉めればOKです。

チャック位置ギリギリまで沈めるので、中に水が入ってしまわないように注意してください。

④48時間寝かす

100回のもみ込みが終わったら、冷蔵庫で48時間寝かせます。

もう、ひたすら待つだけです(笑)

⑤48時間以上経ったら粉を付けて揚げる。

私は、小麦粉1に対して、片栗粉を1~2の量を綺麗なビニール袋に入れておいて混ぜておきます。

カリっとさせたければ、片栗粉が多めの方が良いです。

その袋の中に、漬け込んでおいたムネ肉をいれていきます。

一度キッチンペーパーで余分な漬けダレをふき取っても良いです。

おそらく、お肉の中にほとんどタレが染み込んでいて、その必要は無いかもです。

粉を付けたら、180度の油で揚げていきます。

そしてここが重要で、

3分揚げて、3分休ませて余熱で火を入れます。

休ませている間に、お肉の蒸気で衣がしなっとしてくるので、最後に180度で、再度1分ほど衣をカリっとさせて出来上がりです。

本日のパパめしっ!

本日のパパめしっ!は、こんな感じでした。

ムネ肉のから揚げ
茄子の揚げ浸し
味噌汁

ムネ肉のこんなに大きいサイズだと、固くて食べるの大変と思うでしょう。

しかし、普通にふわっと歯で嚙み切れます!

しかも、アツアツのから揚げは、肉汁たっぷりでジューシー。

味わいも良く染みており、生姜の旨さが良く効いております。

ムネ肉なので、しつこくないし、どんどん食べれてしまいます。

からげは、モモ肉だと思い込んでましたが、ムネ肉のから揚げも、相当の旨さです!!

しかもムネ肉は、モモ肉の半額程度だし、本当に食べ盛りがいるお家では、ムネ肉のから揚げは重宝しますよ。ビールにも良く合います!



最後まで、読んで頂きありがとうございました。
皆様の、なに食べようかのお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。
本日のパパめしっ!でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました