フライパン一つで作る!【簡単で失敗しない】肉じゃがの作り方!

お料理(パパめしっ!)
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肉じゃがを失敗しないで作りたい人

肉じゃがってみんな好きですよね。美味しいし、やはりご飯にピッタリ!

肉じゃがは、作ると喜ばれる料理の一つですよね。

でも、見た目はシンプルで簡単そうに見えるのですが、レシピ通りに作っても失敗してしまうんですよね。。。

実は、そうなんです!
肉じゃがは、けっこう色々な料理の技術が詰まっているので、一朝一夕では作れないお料理なのですよね。

肉じゃがを上手く作れる方法ってあるんですかね?

もちろんですよ!
今日は失敗例から学んで、誰でも作れる美味しい肉じゃがの作っていきましょう!

【本記事の内容】
1.レシピ通り作ったのに、失敗してしまった肉じゃがの失敗例と対策3つ。
2.フライパン一つで作る!【簡単で失敗しない】肉じゃがの作り方

パパ歴10年以上、1500店以上のお店を食べ歩いた私が、家族に喜んでもらえる料理を10年以上ほぼ毎日作っています。

肉じゃがも、家族が「美味しい!」とあっという間に食べてくれる、私の得意料理の一つです。

こんな私が、解説していきます。

レシピ通り作ったのに、失敗してしまった肉じゃがの失敗例と対策3つ。

肉じゃがの失敗例をネットで探すと結構出てきますね。

素材がシンプルだし、ただ煮るだけでしょう?と思いがちですが、肉じゃがをあなどってはいけません!

その過信が、次のような失敗を生みだしてしまいます。

代表的な失敗例は、以下の3つです

-失敗例-
その① 【味付け】味がきまらない
その② 【煮る】ジャガイモが煮崩れる
その③ 【煮る】素材がまだ固い

では、一つずつ説明していきます。

【味付け】味が決まらない

レシピ通りに作ってみて出来上がったジャガイモをいざ味見してみたのだけど、

なんか味が薄いくて何か物足りない。。。

そんな経験無いでしょうか?

・何が原因なのか?
まず考えられるのが、具材に味が染みてないのではないでしょうか?

ジャガイモが煮崩れるのが怖くて、早めに火を止めて、食卓に出してしまったちしがちです。

素材に火が通ったぐらいの時点では、まだ中心まで味がしみていなかったりします。

なので、出来立てのジャガイモを味見して、味が薄い?、何か物足りないと言う事が起こるのではないでしょうか?

もしくは、そもそもの醤油や砂糖などの味付けが足りていないのかもしれません。

・その対策とは?

煮汁の温度が高い方が染み込み易いですが、煮汁の温度が低くても味は染み込みますので、火を止めてしばらく置いておきましょう。

火を止めて、それ以上煮込まず、時間をかけて素材の中に味を染み込ませてやれば良いです。

よく肉じゃがは出来立てじゃなくて、数時間置きなさいとレシピに書いてあるのは、それが理由だったりします。

難点なのは、時間がかかってしまうと言う事ですかね。。。

【煮る】ジャガイモが煮崩れる

せっかく作ったのに、レシピ通りの時間で煮込んだら、ジャガイモが煮崩れてボロボロだった。

と言う経験ないでしょうか?

メインの食材であるジャガイモがボロボロになってしまったら、残念ですよね。。。

・何が原因なのか?
煮込む火加減が強かったりしないでしょうか?

沸騰させて、煮込めば良いのでしょう?とざっくりやると、この失敗をしてしまいます。

野菜の細胞をくっつけているペクチンと言う物質があるそうです。こいつは、温度が高いと破壊されて、細胞同士がくっついていられなくなります。

さらに困ったことにジャガイモは、デンプンを多く含むのですが、デンプンは煮込むと糊化して膨らむので、よけいに細胞が離れ易くなってしまうのだとか。。。

ジャガイモ、やっかいですね。。。

また、レシピより、ジャガイモの大きさが小さくカットしてしまい、早く火が通ってしまっていたのかもしれません。

・その対策とは?

温度が高い状態で煮込み過ぎないようにしましょう。


ジャガイモの荷崩れに一番良いのは、あまりグツグツ煮込まない事です。

鍋がグツグツしているとジャガイモ同士がぶつかり、さらに細胞が破壊される状態を作り煮崩れてしまいます。

レシピに、ジャガイモに火が通ったら、火を止めて下さいと書いてあれば、このジャガイモの荷崩れを気にしてだと思います。

しかし、あまり低い温度だと、今度は火が通らないし、火が通ったと思ったら煮崩れるしと、ずっと見てなくてはいけないので大変ですね。。。

【煮る】素材がまだ固い

レシピ通りの時間煮込んだのに、味見したら、ジャガイモは火が入っているのに、ニンジンはまだ固いままだった。。。

と言う経験もないでしょうか?

・何が原因なのか?
今度は逆で、火加減が弱かったりしないでしょうか?

もしくは、野菜のカットがレシピより大きかったりしませんか?

ジャガイモやニンジンも、売っているサイズはみんな違いますし、レシピ通りと思って切ったとしても、意外と同じようなサイズではなかったりします。

とは言え、ざっくり乱切りとか書かれていても、どの位の大きさかがわからなかったりしますよね。。。

さらに、野菜ごとに火の通り方が違ったりもします。

これは、経験でわかっていくものだと思いますが、肉じゃがを例で言うと、

ニンジン< ジャガイモ < タマネギ

の順で火が通りやすく、ニンジンが火が通り難いと言うのを覚えて頂けると良いかと。

なので、同時に入れて、同じ煮込み時間でやろうとすると意外と頭を使います(笑)

・その対策とは?

・素材を同じ大きさにしたいなら、煮込み時間を素材で変える
・同じ煮込み時間にしたいなら、素材の大きさを変える

具体的には、ニンジンは先に煮込んで、後でジャガイモを入れて煮込み時間を変えたり、火の通り難いニンジンは、小さめにカットしておくと言うのがあります。

と言う様に、素材の特徴を加味してお料理する必要があるのです。

どうでしょう?ちゃんとした肉じゃがを作ろうと思うと意外と大変じゃないですか?

ちょっと、待ってください。
そんなに頭使いながら肉じゃがなんか作れないし、時間もかけられないですよ~。
私にはムリですよ。。。

安心してください、大丈夫です!
今、説明した失敗を一つずつ解決していけば、もちろん美味しい肉じゃがが作れます。

私が失敗を重ねながらたどり着いた、「簡単で失敗しない肉じゃがの作り方」を紹介いたします!

フライパン一つで作る!【簡単で失敗しない】肉じゃがの作り方

簡単で失敗しない肉じゃがの作り方です。

肉じゃがって、昔の海軍のコックさんが、留学経験のある艦長(東郷平八郎と言われている)から、外国で食べたビーフシチューを作ってくれと言われて作られたのがルーツだとか。

茶色くて、肉・じゃがいも・たまねぎ・にんじんが入っていると言うヒントだけで作るのですが、デミグラスソースなんて当時の日本人は知らないし、醤油で煮込んで出来たビーフシチューの失敗作が、失敗したのがこの肉じゃがなんだそうです。

母が作る肉じゃがは、そんな昔ながらの肉じゃがで、 お出汁使わない醤油ベースの肉じゃがです。

それでは作り方です。私の作り方は鍋ではなくフライパン一つで作っていきます!

材料(4人分)

肉:250g(私は牛肉オススメ)
ジャガイモ:400g
ニンジン:2本
玉ねぎ:中サイズ2個

【調味料】
醤油:大さじ4
砂糖:大さじ2
酒:大さじ2
みりん:大さじ1

材料を下準備する。

肉じゃがの材料

肉じゃがのジャガイモは、大きい方が好きです。

あまり大きすぎると中まで味が染みわたらないってのもあるかもですが、バッチリ火は通りますのでご安心を。

玉ねぎはザク切りで。春は、新タマネギとか使うと、さらに美味しいです。

ニンジンと牛肉は食べやすいお好きなサイズに切って下さい。

牛肉とタマネギを炒める。

フライパンでタマネギと牛肉を炒める

フライパンにタマネギと牛肉をいれて、タマネギが半透明になるぐらいまで炒めます。

味付けする

フライパンに調味料を足しました。

えっ?もう味付けするの?と驚かれる方も多いかと思いますが、ここで味付けして牛とタマネギに味を染み込ませます。

なので、調味料を全てフライパンに入れて、煮込んでいきます。

汁気がなくなるまで煮詰めていきます。

これぐらいまで、汁気をなくします。

煮詰まったら、ボウルなどに一旦引き上げて、フライパンを空けます。

この時点でも、牛丼として食べれそう(笑)

フライパンにジャガイモとニンジンを敷き詰める

ジャガイモと人参をフライパンに並べる

ジャガイモは、一番面積が大きい面を一番下にして並べます。

フライパンだと、真ん中が一番深いでしょうから、カットした中でも大きなジャガイモは、真ん中に配置すると良いです。

ジャガイモとジャガイモのあいだに人参を敷き詰めていくと、ジャガイモ同士がぶつかり合わず、荷崩れ防止にも効きそうです。

ジャガイモがひたひたになるぐらいまで水を入れる。

ジャガイモが水をかぶるまでヒタヒタに水を入れます。

水の量は特に決まってませんが、ジャガイモがヒタヒタになるぐらいまで入れてください。

ジャガイモとニンジンの上に調理した肉とタマネギを乗せて煮込む

そしたら、先ほどいったん除けた肉とタマネギをこの上に蓋をするように乗せていきます。

調理したタマネギと牛肉をジャガイモの上に乗せます。

この肉とタマネギから醤油などの味が染みだし、ニンジンやジャガイモにも味もつきますし、落し蓋的な役割もしてくれるので、ジャガイモ同士がぶつかり合う事も少なくなります。

後は、強火で良いので蓋をしてひたすら煮込んでいきます。

サイズのあった蓋の方がベターです。

水分が無くなってきたら出来上がり。

後はひたすら煮込んで、水分が少なくなってきたなと思ったら、火を弱火にするか一旦火を止めて、ジャガイモやニンジンのいくつかに竹串などをさしてみて、スッと入ったら火が通っていますので出来上がりです。

水分が少なくなってくるまで放っておいても良いのですが、放っておき過ぎると確実に焦げます。。。ですので、残りの水分量には十分注意してください。

※焦げてくると匂いでもわかりますが、匂いがしてからでは遅いので注意です。

出来上がった肉じゃぎゃ

汁気がなくなってきても、まだジャガイモやニンジンが固い場合は、焦げないように、フライパンの底にいきわたるぐらいの水を足して、再度蓋をして火が通るまで煮込んでください。

この作り方では、高い温度で煮込んでいるので、味もしみこみ易く、出来てすぐ食べても私は美味しいと思います。

出来立て肉じゃがの味わいをぜひっ!

本日のパパめしっ!【肉じゃが】

本日のパパめしっ!は、こんな感じです。

ジャガイモの種類にもよるかもですが、このやり方だと、私の経験上ジャガイモがあまり荷崩れしないです。

どうですか?写真の完成した肉じゃがのジャガイモの美しさ!

とても、強火で煮込んでただけとは思えない出来ではないでしょうか?

今回は、しばらく冷蔵庫で寝かせたジャガイモだったので、旨味がアップしており、ねっとりした食感が、肉じゃがにあってました。

食べてくれた家族は、

【家族の感想】
ジャガイモが大きくて食べがいがある。
人参が甘~い。
お肉とタマネギでご飯が食べれる!
味が染みてて美味しい。

子供達も喜んでくれたので良かったです。

シンプル過ぎる和食でしたが、美味でした。

最後まで、読んで頂きありがとうございました!

皆様の、なに食べようかのお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。

本日のパパめしっ!でした。

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