◆鶏肉料理でレパートリーが無いなと困っている人
鶏肉って、お肉の中ではお手軽な値段なので、家庭の味方ですよね。
なので、ついつい手を伸ばしてしまいますが、から揚げ・照り焼き・親子丼とメニューが、ついついマンネリになってしまったり。。。
そんな経験ありませんか?
でも、焼いた鶏肉に、いつもとは違うソースをかけるだけでも、違った料理にする事が出来てしまいます。
そこでこの夏、お勧めしたいのが、棒棒鶏です!
えっ?あの中華の前菜の棒棒鶏ですか?
あれじゃ、さっぱりしていて、ご飯食べれないんじゃ。。。
大丈夫です!そんな事ありませんよ。
お子様でも食べれるし、ご飯にもビールにも合うんです。
それは、食べてみたいですねっ!
ぜひっ!
棒棒鶏をしっかりメイン料理にするレシピを
本日は、紹介していきます!
【本記事の内容】
1.棒棒鶏とは?をまとめてみました。
2.鶏肉を柔らかジューシーに焼くためには?
3.初心者さんでも出来る「和風焼き棒棒鶏」のレシピ
パパ歴10年以上、1500店以上のお店を食べ歩いた私が、家族に喜んでもらえる料理をほぼ毎日作っています。
そんな私が、我が家に伝わる鶏肉料理の中でも、暑い夏にもピッタリな和風焼き棒棒鶏を紹介します。
棒棒鶏とは?をまとめてみました。
棒棒鶏と言うと、何を思い浮かべます?
きっと、あの蒸し鶏を割いたのをキュウリの千切りやトマトの薄切りの上に乗せて、ゴマダレをかけている料理を思い浮かべるかと。
これ、家に伝わる棒棒鶏ともちょっと違うし、実は本場の棒棒鶏とも違うみたいなんです!
一般的な棒棒鶏とは?
棒棒鶏って、実は四川料理だそうです。
蒸した鶏肉に、すったゴマをベースに、ラー油・唐辛子・醤油・酢・ゴマ油などを混ぜたソースをかけた辛い冷菜だそうです。
良く一緒に盛られているキュウリやトマト、クラゲなどは、本場では盛られていないのだとか。
つまり、日本の棒棒鶏って、日本人に合わせてゴマダレも辛くなくマイルドだし、すでに中華料理と言うかオリジナル棒棒鶏とは全く異なる料理になっているのですね。
ああ言うさっぱりした前菜系だと、やはりガッツリご飯は食べれないですよね。
我が家に伝わる棒棒鶏とは?

一般に棒棒鶏は、蒸し鶏にゴマダレをかけてさっぱり頂く、前菜系と言うイメージがありますよね。
しかし、ウチの母は、父が開催する宴会のおつまみ用に棒棒鶏アレンジして作っていました。
お酒にも合って、しっかりとしたお肉料理として満足感のある料理にしていたのです。
なので、肉はパンチのあるモモ肉を焼いていました。
そして、決め手はタレで、中華と言うか和風ベースのゴマダレにニンニク、ショウガ、大葉などの香味野菜が効いていて、食欲をそそるのです。
このタレを、香ばしく焼けた鳥モモ肉にかけて頂くので、美味しくないわけがないんですよね。
実際作ってもらって食べてみると子供ながらに美味しかったので、私も好きな料理の一つです。
鶏肉を柔らかジューシーに焼くためには?
さて、鶏肉料理となると気になるのが焼き方です。
行きつけのフレンチやイタリアンのシェフに同じように習いました。
鶏を皮目パリパリ、柔らかジューシーに仕上げようと思ったら、
蓋をせずに弱火でほったらかす
が正解です。
えっ?強火で表面を固めて肉汁を中に閉じ込めるんじゃないのですか?
お肉は、高い温度がかかると固くなってしまう性質があるので、じっくりと火を入れていくのが柔らかく、肉汁が出ていかない方法です。
まあ、ほったらかしと言っても、途中出てくる脂を捨てたり、肉の火の入り加減を見るのは忘れないでください。
焼き方は、こちらの過去記事もご参考にして下さい↓
それらを踏まえながら、美味しい鶏肉を焼き上げ、旨い和風棒棒鶏ダレを作っていきましょう。
初心者さんでも出来る「和風焼き棒棒鶏」のレシピ
和風焼き棒棒鶏の作り方です。
【材料(2人分)】
鶏肉(モモ):1枚
チンゲン菜など青菜:1袋
きゅうり:1本
【タレ用】
ゴマ:大さじ3杯
砂糖:大さじ1杯半、
しょう油:大さじ3杯
酒:大さじ1杯半
にんにく、しょうが:適量(お好みで)
大葉:一袋(5~10枚)
万能ねぎ:2~3本(お好みで)
下準備をする。


お肉を室温に戻しておきましょう。
焼く前に、鶏肉の両面に軽く塩をふる(分量外)。
塩を振ることで、軽い下味と水分を出しやすくしこんがり焼き上げます。
鶏肉を焼く


鶏肉をフライパンに乗せて弱火で焼いていきます。
さらに鶏モモ肉は、けっこう脂が出るので、油の量は軽くで大丈夫です。
◆鳥肉の焼く時のポイント
①蓋をしない
②弱火でじっくり焼く
③肉を上から押して皮目にまんべんなく火をかける。
※水の入った鍋など重しをかけても良いと伝説の家政婦志摩さんはやってました。
④出てきた油はキッチンペーパーでふき取るか、別容器へ移す。
⑤お肉の横を見て、白くなっている(火が入る)のが全体の8割ぐらいになるまで焼く
⑥裏返しにして軽く焼いたら、火を止めて余熱で最後まで火を通す。


焼いていると、これぐらい脂出てきますので、ふき取りましょう。
野菜の準備をする。


鶏肉を焼いている間に、青菜は茹でて、流水で粗熱を取って、水分を切っておく。
キュウリは、薄切りにしておく。
タレを作る


鶏肉を焼いている間にタレを作ります。
すり鉢で、胡麻をする。
※すり胡麻なら必要ありません。すり鉢でやると、すり具合を自分で調整出来るので良いです。
タレの材料を全て胡麻と合わせる。
味見をして、自分の好みの味わいに調整してください。
※にんにく、ショウガの量を変えても、けっこう味わい変わります。
大葉は千切りにして、タレと合わせる。
盛り付ける。
青菜を食べやすいサイズに切って、キュウリと一緒に皿に並べる。
鶏肉は、粗熱が取れたら、表面積大きくするために、そぎ切りにする。
※鶏肉に対して、斜めに包丁をいれて、削いで行くように切ります。


上から④で作ったタレをかけ、お好みで万能ねぎのみじん切りをかける。
本日のパパめしっ!
本日のパパめしっ!は、こんな感じです。


我が家の和風焼き棒棒鶏です。
こんがりと焼けた鳥のモモ肉に、このニンニク・生姜の効いた和風棒棒鶏ダレが無茶苦茶合っており、美味しいのです。
間違いなく、ビールにもご飯にも合います!
しかも、大葉も効いているので、しつこ過ぎない。
お野菜にもこの和風棒棒鶏ダレが合うので、サラダ感覚でも頂けますね。
ちょっと食欲無くなってきた時に、ガツンとパワー出そうなお料理ですので、よろしかったらぜひお試しをっ!
最後まで、読んで頂きありがとうございました!
皆様の、なに食べようかのお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。
本日のパパめしっ!でした。


パパめしです。
アラフィフのサラリーマンパパです。詳細プロフィールはこちら。
食べるのが大好きで、食べ歩いたお店は1500軒以上。
食べるの好きが高じて、10年以上、家族へのゴハンをほぼ毎日作り続けています。
何食べようかお悩みの方に少しでもお助けになればと思い、私が日々食べている物やレシピを中心に紹介していきます。
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