ジュワっとジューシーなお揚げの味が旨い!お家で作れる「おいなりさん」の作り方

お料理(パパめしっ!)
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◆出汁がじゅわっと広がる具たっぷりの「おいなりさん」を食べたい方

おいなりさんって、
見かけるとついつい買っちゃうんですよね。

美味しいですよね~。
私は母が作ってくれたおいなりさんが大好きでした!

えっ!、おいなりさんって
家で作れるものなんですか?

もちろんですっ!(笑)
材料もシンプルで揃えやすいですし、
お家で作るとお腹いっぱい食べれますよ~。

シンプルだからこそ、失敗しそうです。。。

では、失敗例を学びながら、
出汁がじゅわっと広がる具たっぷりの「おいなりさん」
の作り方を学んでいきましょうっ!

【本記事の内容】
1.「おいなりさん」を作る時の失敗例とその対策
2.簡単っ!出汁がじゅわっと広がる具たっぷりの「おいなりさん」の作り方

パパ歴10年以上、1500店以上のお店を食べ歩いた私が、家族に喜んでもらえる料理をほぼ毎日作っています。

小さい頃、母が作ってくれたおいなりさんが大好きでした。

なので、「運動会のお弁当は何が良い?」と母に聞かれると、

必ず「おいなりさん」と言っていた気がします(笑)

母のお稲荷さんは、出汁が染みた油揚げで、お弁当にしてもジューシーなままで美味しかったです。

そんな感じで母から受け継いだおいなりさんは、今では私の子供達も大好きで、いっぱい食べてくれます。

そんなおいなりさんを食べてきた私が、出汁がじゅわっと広がる具たっぷりの「おいなりさん」を紹介していきます。

「おいなりさん」を作る時の失敗例とその対策

調べてみると、おいなりさんを作っている時の失敗例は、次の物が挙がっているようです。

①油っぽい、油くさい
②油揚げが開かない・開く時に穴が開く
③お揚げの味が決まらない

油っぽい、油くさい

お家でおいなりさんを作ってみたけど、なんか油っぽい・油くさいって事ないですか?

おいなりさんの主役である油揚げは、その名の通り、薄切りにした豆腐を油で揚げたものです。

なので、どうしても油は残ってしまっている物なのです。

これが、油っぽさ、油くささが残る原因です。

【その対策は?】

熱湯に油揚げを入れてやり、油抜きをしてやればOKです。

余分な油を無くしてやることで油っぽさや油くささは、改善されます!

油揚げが開かない・開く時に穴が開く

油揚げを袋状にしようと開こうとするけど、

くっついて開けない
②開く時に穴が開いてしまった

と言う経験ないでしょうか?

開かなくて最初から挫折なんて、残念すぎますよね。

まして、穴が開いてしまうと、おいなりさんは一気に作り難くなってしまいます。。。

これは、油揚げの内部の生地がくっついる場合があるためです。

【その対策は?】

油揚げを広げる前に、菜箸やすりこぎなどを使って、油揚げの上を2、3往復転がしてやってください。

そすると、内側の生地がくっついている部分がくずれるので、開きやすさが改善します!

お揚げの味が決まらない

ここまでやってきて、最後に一番重要なお揚げさんの味。

この味があってこそおいなりさんかと。

しかし、レシピサイトで見て使ったけど味が薄すぎたとかを見かけます。

①じっくり沁み込ませていない
②そもそもの煮汁の味が悪い

などが考えられます

【その対策は?】

①じっくり沁み込ませていない

煮汁がほとんど無くなるまで煮込んでいるでしょうか?

油揚げに美味しい煮汁がほぼ無くなるぐらいまで煮込んで、しっかりと味わいを染み込ませるのが重要です。

また、煮汁で煮込んだ後、粗熱が取れたら、すぐにおいなりさん作ってませんか?

出来立てだと、油揚げにしっかり煮汁が染み込み切れてません。

なので時間があるのであれば、煮込み終わったら、一晩とか置いて油揚げにより煮汁がさらに染み込んでいきます。

②そもそもの煮汁の味が悪い

レシピサイトの作り方を信じるのは、別に間違いではありません。

でも、それが最終的に美味しいのかどうかを判断するのは自分でしかありません。

なので、材料を混ぜて作ってみた時に、ぜひ「味見」をして欲しいのです。

これは、好みの問題と使っている物の種類で違うので重要です。

レシピ通りに作ったと言っても、醤油ひとつにしても、どの家庭で使っている醤油が全く同じではないのです。

なので、方向性としてはレシピを参考にして、最終的な味の調整は、味見しながら行っていく事をオススメしたいです。

以上の事をすれば、おいなりさんのお揚げの味わいが決まらないのは改善していきます!

簡単っ!出汁がじゅわっと広がる具たっぷりの「おいなりさん」の作り方

材料(約10個)

【お揚げ】
油揚げ:5枚(半分にします)
だし汁:360㏄
シイタケの戻し汁:大さじ1
酒:大さじ2
みりん:大さじ1
醤油:大さじ2
砂糖:大さじ2
塩:一つまみ

【具材】
干しシイタケ:2個
ニンジン:1/2本
だし汁:大さじ2
シイタケの戻し汁:大さじ1
酒:大さじ1/2
醤油:大さじ1
砂糖:小さじ2

卵:1個
ゴマ:お好み

【酢飯】
お米:2合
酒:大さじ1
塩:一つまみ
出汁こんぶ:1本

【すし酢】
すし酢:60cc
砂糖:大さじ1
塩:一つまみ

今回は、材料多く見えますすね。

大丈夫、シンプルな材料ですから、ここで帰らないで~!(笑)

干しシイタケを戻しておく。

あっ、シイタケが苦手だと言う方は、こちらは入れなくてもOKです。

なので、だし汁のシイタケの戻し汁も無くして、だし汁大さじ1分増やして下さい。

では、作っていきます。

干しシイタケは、戻すのに少し時間がかかかるので、作り始める30分ぐらい前に水に浸けて戻しておきましょう。

※最近は、薄切りにして戻りが早いシイタケもあるので、時間が無い時には、それもおすすめです。

この戻し汁は、出汁にもなるので、残しておいてください。

お揚げを準備する。

普通に売っている油揚げで大丈夫です。

油揚げは、だいたい長方形だと思いますので、これを半分に切ります。

そして袋状にするために、中を開いておきましょう。

しかし、たまにですが、ピッタリくっついて開き難い油揚げがいます。

そんな時は、すでに上記に記しましたが、菜箸やすりこぎ棒を使います。

これを、お揚げの上から2、3回往復して転がしてやり、開きやすくしてから開いてください。

お揚げの油抜きをする。

お鍋にお湯を沸かしてやります。

お湯が沸いたら、お揚げを軽く湯にくぐらせます。

こうすることで余分な油を取ってやります。

※油を抜き過ぎるのもお揚げの旨味がなくなるので注意。

湯にくぐらせましたら、ザル等に取ってやります。

キッチンペーパーで上から表面についている油も軽くふき取りましょう。

油揚げを炊く

煮汁の材料を全てお鍋に用意して、煮汁を作ります。

ここで、一度味見をして、味の調整をして下さい。

煮汁が沸騰してきたら、油揚げを綺麗に広げながら重ねて入れていって下さい。

落し蓋をして(無かったらアルミホイルやキッチンペーパーでも)、弱火で煮込んでいきます。20分前後ぐらい。

鍋の下側と上側のお揚げさんで、味の染み方が違います。

なので、煮込んでいる間に、上下を何度かひっくり返して炊いていく事で、お揚げに均等に味が染み込んでいきます。

しかし、油揚げは破れやすいので、注意しながらひっくり返してください。

これ位まで染み込んでいきます

煮汁がほとんどなくなる位まで炊いていきましょう。

※全く煮汁が無くなると、下のお揚げが焦げていくので注意して煮汁の量を確認して下さい。

炊き終わったら、しばらく放置して粗熱を取っておきましょう。

出来れば、一晩おいて味をさらに染みこませても、より美味しくなりますよ。

ご飯を炊く

ご飯も炊いておきましょう。

酢飯用なので、お米2合に対して、分量のお水、酒を大さじ1、塩を一つまみ入れてかき混ぜます。

最後に、出汁用にこんぶを1本入れて、ご飯を炊きます。

※昆布は旨味出しに入れてますが、すし酢にも昆布入っていたりするので、なければ入れなくてもOKです。

酢飯の具の準備する。

人参、シイタケを千切りにする。

こちらは、ニンジンのカロチンを活かすために少量の油を使って炒めます。

人参に少し火が通ってきたら、椎茸を入れた軽く炒めます。

具材用の煮汁を全て混ぜた物を、炒めた具材の中に入れて汁気が無くなるまで炊きます。

汁気が無くなると焦げ易いので、目を離さないように注意です。

出来たら、パットなどに移して粗熱を取りましょう。

卵一つで、炒り卵を作ります。

お好みの味わいに塩、砂糖などを入れてかき混ぜ、油を使わないで炒り卵に。

粗熱を取っておきます。

※こちらに油を使わないのは、全体的に油っぽくしないようにを配慮したため。

具材は、我が家ではこんな感じと言うわけで、お好きな物を入れて大丈夫です。

ゴマだけってのも美味しいですよ!

酢飯を準備します

ご飯が出来上がったら昆布を取り出して、ご飯を全てボウルに移します。

砂糖大さじ1、塩一つまみ、すし酢(市販の物で良いです)60ccを炊けたご飯に混ぜます。

かき混ぜながら、ご飯の荒熱が取れたら、先ほど用意しした人参、シイタケ、炒り卵、そしてゴマを酢飯混ぜ合わせていきます。

お揚げに酢飯を入れる

酢飯を小さなおにぎりのように丸めておきます。

 

粗熱が取れてる煮込んだ油揚げを軽く絞ります。

※絞り過ぎるとジューシーさが無くなったり、破れる場合があるのでご注意を。

油揚げの口を広げて、中に先ほど作ったおにぎり状の酢飯を入れます。

そして上から、酢飯を軽く押していって角にまでご飯を入れていくと、美しいです。

ご飯の量は、少ないようなら足して、口が閉じれないようでしたら、少し抜いてやって下さい。

あっ!ちょっと破れてる!(笑)

口の閉じ方は、まずはお揚げの長い方を左右に閉じます。

そして、短い方を左右閉じてやって、そこを下に置けば出来上がりです。

出汁がじゅわっと広がる具たっぷりのおいなりさんの作り方でした。

本日のパパめしっ!

本日のパパめしっ!は、こんな感じです。

おいなりさん
豚汁
長芋のフライ

おいなりさんは、口に入れると広がる出汁の味わいが油揚げからジュワっと染み出てきて美味しい。

この感じのおいなりさんが、やはり良いですよね。

意外と外で食べると、醤油が強かったりとちょっと求めてるおいなりさんではない時があり残念な時があります。

そう言う時は、やはり自分で作ると納得出来ますね(笑)

【子供達の感想】

・お揚げがジューシーなので食べやすい

・お揚げの出汁が利いてて美味しい。

・おいなりさん大好き!(笑)

最後まで、読んで頂きありがとうございました。

皆様の、なに食べようかのお悩みが、少しでも解決出来たら嬉しいです。

本日のパパめしっ!でした。

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