大量の夏野菜を消費出来る本格的ラタトゥイユの作り方っ!

お料理(パパめしっ!)
記事内に広告が含まれています。

◆大量の夏野菜を美味しく頂きたい人

田舎の母から、
大量に夏野菜が送られて来たんですよ~!

おお良いですね~!
この時期は、一気に野菜が成長しますものね。

こんなにあると、食べきれる気がしなくて。。。
ど、どうしましょう??

では、良いお料理がありますよ。
南フランス料理のラタトゥイユです!

あの野菜のトマト煮込みですか?
あれって、なんか物足りなくて。。。

あ~、そう言う料理のイメージありますけど、
それは、フランス料理のラタトゥイユに似ている料理で、
全く別物ですよ。

えっ!そうなんですか!?

では、今日は私が美味しいと思った、
ラタトゥイユの作り方を紹介していきましょう!

【本記事の内容】
1.ラタトゥイユとは?
2.初心者さんでも出来る夏野菜を大量に美味しく頂く「本格的ラタトゥイユ」の作り方

パパ歴10年以上、1500店以上のお店を食べ歩いた私が、家族に喜んでもらえる料理をほぼ毎日作っています。

そんな私が、大量の夏野菜どうしようとSNSでアップした所、ラタトゥイユが良いよとのアドバイスを頂いたので、作り出したのが最初です。

しかし、良く料理レシピサイトなどに載っている、野菜の固い順に炒めて、最後に煮込んでいくと言うのを作ってみた所、なんか物足りない。。。

せっかくの野菜の旨味や食感が同じになってしまって、せっかく作ったのに多く食べれなかったのです。

調べてみると、この簡単レシピのラタトゥイユは、フランス伝統料理のラタトゥイユとは似てる料理だけど全く違う料理だと知る訳です。

ひと手間加えるだけで、野菜の持ち味をしっかり味わえ、お肉など入っていなくても、十分に満足できる料理になりました!

今日は、そんな私が気に入った、フランス伝統の作り方をベースに作るラタトゥイユのレシピをご紹介します。

ラタトゥイユ(ratatouille)とは

知らない方もいると思いますので、ちょっとご紹介を。

ラタトゥイユは、フランス南部ニースの郷土料理で、夏野菜の煮込み料理の事。

フランス語で

「トゥイエ(touiller)」は「混ぜる」
「ラタ(rata)」は「ごった煮」

と言う意味で、名前のとおりかき混ぜながら炒め煮にしていくのがラタトゥイユで、

トマト・ズッキーニ・ナス・パプリカなどの夏野菜をオリーブ油とニンニクで炒めて、野菜の持つ水分で煮込んだ料理です。

カポナータ

また、同じような材料を使った料理で、カポナータと言うのがありますが、これはナスをメインにしたイタリア料理です。

ナスやパプリカを素揚げして、甘酸っぱい味付けにした、こってりした味わいの料理なので、別料理です。

初心者さんでも出来る夏野菜を大量に美味しく頂ける「本格的ラタトゥイユ」の作り方

◆材料
ニンニク:2,3粒
トマト:2,3個
茄子:2,3本
ズッキーニ:1本
パプリカ:1,2個(赤、黄、緑どれでもOK)
塩:適量
オリーブオイル:適量

野菜を切る。

タマネギはみじん切り。
トマトはザク切り

ズッキーニと茄子は、ざっくりとした厚さにカット。
茄子は、少し縮むのでズッキーニよりも少し大きめに。
パプリカもズッキーニと茄子と同じ大きさに。

トマトソースを作る

ニンニクは皮を剥いて、木べらなどでつぶします。
潰した方が、香りが出ます。

オリーブオイルをフライパンに入れて、このニンニクを弱火で炒めて香りを付けていきます。

香りが出てきたら、タマネギのみじん切りを入れて、弱火で炒めていきます。

パチパチとしたタマネギが焼ける音が無くなったら、タマネギが透明になってきているので、そこにトマトを入れて一度強火にして炒めます。

生臭さを無くすのと、酸味を和らげられます。

ラタトゥイユが酸味が強くなってしまったと言う方は、このトマトに熱を入れるのが出来てない可能性がありますね。

その後、中火にしてトマトソースを煮込んでいきます。

野菜を1種類ずつ炒める。

トマトソースを煮込んでいる間に、他の野菜を調理します。

そして、重要なのがここです。

野菜は、このトマトソースの中に入れるのではなく、別のフライパンで1種類ずつそれぞれの野菜を炒めていきます。

それぞれの野菜を個々に火入れすることで、野菜の中に含まれた味や香りを引き出してやります。

このひと手間が、野菜の食感、味、香りが混じらず、一つ一つの野菜をしっかりと味わえる料理にする訳です。

なんと、パプリカも色によって水分量も違うので、別々に炒めた方が良いそうです!

パプリカは、火を通しつつフレッシュさも残す程度に炒めてください。

茄子は、油を吸いやすいので、最初の油はみるみる無くなってしまうので、途中で油を足した方が良いです。

ズッキーニも、食感が残る程度に火入れします。

それぞれ炒めた野菜をトマトソースに入れて合わせる。

トマトソースは、トマトから十分に水分が出ているはずなので、そこに塩を入れて味見をしながら味を整える。

トマトの状態や量、炒め方などで違うので、自分で少しずつ塩を入れて混ぜて調整してみて下さい。

ここに炒めた野菜全てを加えて、ざっくりと混ぜ合わせたら、蓋をしてしばらく10分ぐらい煮込んで全体を馴染ませます。

盛り付けたら、出来上がりです。

本日のパパめしっ!

本日のパパめしっ!は、こんな感じでした。

夏の旨味をたっぷりと含んだ夏野菜を食感を感じながら頂くと、本当に美味しい。

ベーコンなど入れても美味しいですが、野菜だけで満足な味わいです。

これとバケットがあったら最高ですね!

泡やロゼなどのワインと合わせるのも良いかもです。

温かい出来立ても美味しいのですが、冷えて冷菜になったラタトゥイユ美味しいので、ぜひ常備菜としてもオススメですよ。

お肉や魚の付け合わせにも合いますし、味変したければ、カレー粉などを溶かせば野菜カレーになりますし、色々と応用はありそうですね。

野菜の美味しい夏に、おすすめなお料理です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました